2021年8月27日金曜日


  まさかの「時間泥棒」



和歌山県、いわゆる南高梅



初めての梅仕事

気がつけば もう夏が遠ざかろうとしている。                       時はいっときもじっとはしてくれない。           

8月に入ってからというもの30℃超えの日々、35℃近い日もあったな。湿度が高いことには「暑いねぇ〜」と言う他なく他の表現が出てこない。草むしりしていて汗が目に入った時は、「海水が目に染みた〜」と、幼い頃の体験が蘇る。連日の雨に喜ぶのは周辺の木々や草たち。  何だかまるで苔山寺のようだ。

 





←ウラの畑に続く道。 

これはまだ7月初めだったかな。         

まだまだ可愛い段階だったけど今は刈り払いが追いつかない〜





  




さて、どう思ったのか初めて梅を仕込んでみた。                        母も漬けていたことは記憶の中にあるが、天候不順の中で干す時間を取れる自信もなく、いや、何だかんだの複数理由をつけて遠ざけていたのが本当のところかもしれない。 他のことは「手作り」にこだわっていたくせなのに、である。

梅仕事ノートなるメモも書き出し、下準備した日や梅雨が明けたら干そうと思っていたところに事件が起きた。 

コロナ禍が私たちや周囲社会に与えた、与えている影響は大きいけれど、新年から本当にいろいろな事が身にかかってくる.....と思ってしまうが、ある不注意からまさかの骨折をしてしまった。予想外とか予定外とかよく耳にするが、事故や事件は誰も予想はせず、予定にもない。

だから事故や事件というのかもしれないけれど、その「まさか」だった。             梅雨明け間近で、転んだ瞬間よぎったのは「あ、梅どうしよう?」。予定も予約もキャンセルせざる得ないなぁと諦めたが、いろんな意味で痛かった。。

救急外来受診し、「まさか」の入院、そして手術〜。予定にはなかったのに。。

「時間泥棒」とはよく名付けたものだと感心するが、これは後日に記そっと。



             




。                   






2021年5月21日金曜日

 

 みどりを渡る音


新緑から深緑へ

 時の動く回転数が上がっているのではないかと思えるほど毎日が早く過ぎていく。
 芽吹きを愛おしいと思ったのも一瞬で、
    気づいたら空を埋め尽くすような木々の葉。
 自然はヒトの都合など気にしない。

 
 学生時代は1日がどうしてこれほど長いのか、と思っていた。
 理由は知っている。
 熱心に机の前に座っていたのではない。
 やるアイテム数は限られていたから。

 あれもこれも、
 メリーゴーラウンドのように人生は回っている。
 そしてきっとこれからも....(あまり好ましくはない)
 
 
               まるで高層ビルの立ち並び
   
    うど・ホンナ・ハリギリ・百合山葵・蕗....
    夕食の材料はウラから。

    「旬は短い」。食べられる時に食べたいなとウロウロ歩く。
    山菜の天婦羅にはちょっと自信があり。
    何といっても旬のものは美味しいし、季節をいただける幸せがある。
    (筍はいただきもの。下茹ではロケットストーブで外で行った)
    
    小さな幸せはすぐそこにあり、気づかなかっただけ。
    そんなことに思いを巡らすと少しは穏やかな気分になる。
    
    

雫石川の向こうに秋田駒の稜線が。

   予報どおり朝から雨が降り、
   何だか6月の下旬のような様相を呈している。
  
   西の方では史上最速の梅雨入り報道に
   東の方も? 錯覚を起こしそう。




  

2021年4月2日金曜日

 

       Long time no see



  露立つ春の長日を奥処なく....                                                                                                             

  雪がすっかり消えたのはいつ?

それも分からないけれど、気がついたら4月だなんて。                     例年より寒かった1月は「ある事」と共に記憶の淵にあり、今年は厳しい時間を経験した。それでも時は円形の軌跡をなぞるように動き、周りには霞立つ春が訪れている。



  




先取りの花をそれぞれ沢山頂いた。
頂いている、といった進行形。暖かい。

ミモザの花はアカシア。日本のそれは白と決めてかかっていたけど、これはやはり春を告げる花の一つにふさわしい。
花は大輪のそれとは対極にあり
寒い地方に合う花だと勝手に解釈〜。


平野もすっかり雪も溶け、残雪の秋田駒

         
            こんな日は、雲も山の稜線と精一杯同化する

白鳥の北帰行もピークだ。
独特の鳴き声を発し、V形のフォーメーションで幾つかの群が飛んでいくのを眺めることができ、自然の中にある儚さと強さの対を感じる。
世界中がコロナ禍にあり、変動しつつ社会にあっても、アルガママ。

すでに葉桜になっている地域があるという一方、
朝はまだ遅霜の心配がある北国では、ようやく福寿草が開花した。温度差あり〜。
蕗も芽吹き、早速ふきのとうのフリット(何のことはない。天ぷら)を作った。
これもまた「露立つ春の音」からの恵み。

次は百合山葵が待っている。













2020年12月26日土曜日

       出て来るまで分からない。 

 

 サイズまちまち 長さもバラバラ 

 

  夏になる前に蒔いた2種類の人参、少し掘り出した。               

種まきは結構根気がいるが、しゃがむ時の姿勢の窮屈さや、ぶよや蚊が目の前でちらつく不快さも報われる。何よりも味が違うことは実食済み。 土から引き抜くときは出て来るまで姿は分からないから、まるでクジでも引く気分になるが、自給の野菜だからこだわらない。



「何でこうなるの?」

二股になっているのは根が動いたから。ひげ根もすごい!

モチロンいただく。    


     


                 白大豆の「snow ball」

 

今年はどこの店も穏やかで静かなX'smas だった。                  

コロナの影響が最も大きいかもしれないが、これからの「食」を考える良い機会にもなっているよね、と仲間うちで話になった。 マーケットには何から何まで揃っていて、買えないものはなく---支払いという行為が伴うけれど---その展開バリエーションに「恐れ入りました」となるが、物流が止まったら、あるいは天変地異が起きたら、と楽観的にはなれない。

食料自給率で見れば、重農主義のフランスは130%、 ドイツは98%でトントン。 日本のそれは、37%と低く、以前より下がっている。寒い北海道は183%!でも東京は1%、大阪は2%だそうだ。(データはすごい)

数日前にウラの畑の土壌検査を知り合いに依頼した。畑の4隅と対角線状のセンターからと5箇所の土をブレンドして1kを提出するだけ。 PHとか調べてもらえる。さて、どういう結果が出て来るかなぁ.....。  






          

  

2020年12月10日木曜日

 

  明日の糧                                  

    

  「オーガニック雫石」の仲間で4月に蒔いた不耕起栽培による「黒千石大豆」

  

  単管パイプを組み立て、皆で「ハセがけ」を行う。                 

肌寒く、雪が降るとどうなるかと心配しながら?も、2時間かからず終了。      

「これを一人でやったら丸2日はかかるだろうなぁ〜」と。             

3人寄ればナントカどころか7人でやったのだから、そりゃあ早いよね。

 二週間後、有志が集まり脱穀作業し...成果25k。                    








紅玉のタルト



  

りんごの品種改良はすさまじく、年々ニューフェースがお目見えする一方、紅玉は年々入手しにくくなり、いつか幻になるのではないかと危惧がある。

 探し求めてあちこち回って見つけた時は嬉しいものだ。母を訪ねて三千里という涙ぐましい話もあるけれど、去年偶然見つけた金物屋の店先に今年も並んでいた!

雪が本格的に降る前に、と何だかんだ整理や作業していると外を走り回るリスの気分? 




         1週間前 / その後全く雪がなく清々と静かに佇む小岩井農場

  132年前、誰が現在の姿を想像できただろう。
  防風林の植林や土塁を築きあげた先人たちの営みは、今も受け継がれていることを通る
  度に思ってしまう。










2020年11月26日木曜日


 三日月の空を眺めて

すっかり落葉した木々 / 晩秋から初冬へ

   日暮れがめっきり早くなった。
   そんなに急がないでーと言いたいところだが、
   三日月が現れた先日の夕方の空は美しかった。
   満月より好きな理由はなぜか分からないけれど、
   三日月と星が描かれているトルコの国旗を思い出す。
   イスラム教を象徴するモチーフの旗の中には
   歩んできた長い歴史が一片の誇りとなり映っているようにも思える。
   月の満ち欠けの一片でもあり何千年も前から眺めていた空は同じだろうか。
   
   


紫芋マッシュ+ onスィートポテト
ラ・フランスのコンポートとビーツchococake


 例年なら、10月から11月にかけて収穫祭が開かれる時。
 今年は新型コロナの影響で大半が「自粛」や「中止」が続いている。
 経済か安全(命)か、
 置かれている状況によっては意見が分かれるのも仕方のないことだとは思うが、
 ガマンの時でもあるなぁ.....葉を落とし冬を待つ木々をじっと見ていた。
 
 野菜もウィルスにかかることは事実ある。ヒトには移らないが。
 小さいながらも有機で育てていても、気温、湿度の具合や風の流れなど
 微妙な自然の「何か」が作用する。
 その「何か」は何なのか、土のPHを調べたり、達人に相談したり
 土の観察は最も重要なことだと知ったのもここ2、3年か。
 去年うまくいったから今年も...とならないよ、と言われている感じだ。
 根比べ?の作業を続けることと、手法を見直してみることも必要かな。
 
 
 
 
 
 
 
 








2020年11月5日木曜日


    山の恵みに地の恵み  そして花占い


   
   紅葉は「今ひとつ」感のまま晩秋を迎えている。
   岩手山の初冠雪が10月26日
   今朝は近くのゲレンデトップが白い筋のようになっていた。
   予行練習のように降った雪のイタズラは一日で姿を消したが。

   ウラのキノコを採らなくちゃ、と思っていたところ
   Hさんからも白菜とクリタケを沢山いただいた。(おこわ用)
   自家の里芋、パープルスイート、紅あずま、花豆.....
   長い冬の間の様々なる貯蔵野菜を目の前に、
   去年とは異なる空気を感じている。

   うまくいかなかったこと、
   まぁまぁ流れるように過ぎたこと。
   人生はそれもこれも包括してのものだ、と。
  
   
 
食べるなんて、モッテのホカ?

                

 目眩がしそうなほど色あせてしまった小学生だった日
 ちょっと流行っていた「花占い」
 あの時は確かマーガレット?ヒナ菊?か何かで放課後にむしったような記憶がある。
 好きか嫌いか、
 花弁の数が最初にわかると計算してどちらの言葉を先に言うか、と
 子供ながらに知恵も働くものだ。
 
 が、菊となると、ちょっと違う。
 山のような小菊の花びらをむしりながら......やってられない(笑)
 2つ3つで飽きてしまった。
 好きか嫌いか、などと他愛もないことではなく、良いことがあるか否か。
 
 作業は続く。