2024年3月25日月曜日


Long time no see... 


白鳥群が去年の落ち米をついばんでいる / 2月中旬


 およそひと月に1回やってくる満月、今夜がそうだったけれど、
午後からは雲が空をすっかり覆い尽くし、全く顔を出さないで終わってしまった。
3月はworm moon。
虫が起き出し始めて農仕事のスタートも近いことから米国の先住民がそう呼んでいたらしい。
月の満ち欠けを見て、種を蒔いたり追肥したり、
植える時期を見極めているのは日本も同じだ。
教科書も必要だが、自然の教えに沿って生きること。

さて、long time no see..
なんだか久しぶりになっていた。
N市のKさん、M県のTさん他、ご無沙汰してしまいました。

何も起きない日は平和だと思う反面、刺激は少なく
何か起きると今度は不安で心細くなるというこの矛盾
右も左も抱えて日々を過ごすのが人間かもしれない。
いつからか、幸福度という指数がニュースにも上がったなぁ..
日本は随分下がったらしいが、
「幸せ」をどう思うかだと思いながらも「不安」がないことが一番近いような気がしている。






町の歴史民俗資料館
江戸時代前の史料もあるけれど
明治以降、昭和にかけてが一番多いかな?
これはそんなシリーズの「水筒」
寄贈されてから「資料」となるのです。
奥のひょうたんはなんと1,6ℓの容量がある。
皮ショルダーの水筒は.....
戦地に出兵する際は不可欠だった貴重なもの。


今年の冬は妙だった。
厳冬期に雪がほとんどなく、2月の中旬に白鳥も逃げるように(笑)早々北帰行を始めた。
タイヤの交換も考えはじめた3月に入り雪が降り出し、
また冬を迎えるような錯覚を起こしそうになったほど。
それでも溶けない雪はなく、
周辺いろいろあったが、ようやく春を迎える。


 頂いた小豆が出てきたので煮て団子にした残りで思いついた。桜シフォン生地をバットで焼いてバタークリームと挟んでみた。思いのほか美味しくでき、口の中で春が一足先に広がりました。やっぱり「遊び」は必要だ。

               


2023年7月29日土曜日

 

 ちょっと意地悪で優しい


 

 梅雨明けが例年より一週間ほど早かった。

 「虹が似合う町」というのは住んでいる町のキャッチコピーだが、山や川、そして原野が広く建造物が少ないところでは確かに虹が映える、ということからだろうかと解釈している。

一週間土砂降りの年もあったけれど、どちらかと言うと今年は空梅雨に近かった。一方、秋田市では「線状降水帯」による大雨で、駅前周辺では床上浸水の被害がかなりあった。    気象用語もここ数年前から表現の変化があり...といっても、素人にはメカニズムを知るだけで精一杯。

秋田市は出身地。 6月に墓参りに行った時に通った道も被害があったと、災害ボランティアセンターに出かけた町の人から聞いた。 次に行くのは落ち着いてからかな。

  


        メダカが減少している一方で、卵から孵化させて育てている方がいる。
        趣味だと話すが、大小の水槽3つ。この先が気になるなぁ。






2023年6月8日木曜日

 

      人生と季節はスライドショー




  春の芽吹き〜♫ などと目を楽しませてくれていたのも一瞬のように過ぎ、
 今は、早送りのように木々の葉や花々が次々と咲いている。
 

 百花繚乱などと一括りはしたくない、それぞれの花や草には名前があり、
 一つひとつ述べていくわけにはいかないことから、そう言うのかなぁと
 これまで覚えてきた種を頭の中で数えてみた。
 







ハハコグサ「母子草」
あまり見かけないが玉砂利の中に
咲いていた。
踏み潰される前にウラの地へ移植。









アカツメクサ・ブタナ....

シロツメクサの首飾りな〜んちゃって
よく編んだと、ノスタルジー。
原体験は忘れないってことだ。






 数え出したら60以上は余裕でいく。
 途中でダブったものもあるかもしれないが
 結構蓄積されていた草+花の名前。
    これにシーズンごとに分けていくと...
 大変なことになるだろうからやめておこう。。
 
 

 植物にそれほど詳しいわけではなく
 のめり込むほどの関心も高いわけではないけれど
 自然の度数が高い=地の利 はある。
 食べられる野草の方はさらに歓迎。


 そういえば、葛の花のフリットはイタリアでは人気あると聞いた。
 とても芳しく品がある、と。
 ズッキーニの花もチーズとか詰めて揚げるから、美味しいに違いない。
 ここでは7月に入ってからだが、去年は確認していながらすっかり失念。
 今年は忘れないように気をつけよう。
 
 移り変わりが早くもあり、華々しくもある。
 生きものすべてが動いていて
 今そのものがスライドショーのようだ。




生地は発酵後に2つボール状にして冷凍してあるので簡単(とはいえ手間はかかる)
冬の間、室内プランターで幾つかできたバジルは貴重。
とりあえずのサラミとチーズのピザ。
こちらはスライドショーには出てこない。




 
 
 

2023年4月16日日曜日

 

 植物たちの息遣い


  車で5分 / 湿地帯に咲く水芭蕉の群落



 サクラソウの開花状況調査ということで、集まりがあった。
 まだ蕾の段階だったが、それより水芭蕉が先発隊で咲いていた。

 冬眠から覚めたクマが最初に食すと言われている水芭蕉
 毒出しの効果があるが、人間が食べたら大変なことになる。
 「シュウ酸カルシウム」が含まれているのが理由だが、
 クマにとっては排泄するために意図的に食べるという話だ。
 親から子に伝える...ということはあるのか。
 動物界でも生きる本能ということなのか、
 いずれにしても、うまくできている。
 



只今乾燥中 / 文旦の変身



 柑橘類も年々新顔が出てくるけれど、
 マーケットでついつい探してしまう「文旦」。
 何と言ってもダントツに皮が剥きやすく、
 口の中で宇宙のように広がる清涼感がたまらない。
 食べた先から皮を冷凍庫にて保存し、
 2,3個分溜まったら次の仕事、ピール作りに取りかかる。

 面倒と思えばそうかもしれないが、材料はたったの2つ。
 皮とグラニュー糖の2つだけ。
 今年は意外とうまくいきお茶菓子に好評だった。
 食感もグミのようで、ハリボーの味に近づけたかな。

 
 ウラの北側に2年前移植したカタクリ群
増えている〜 繁殖率も生存率も高い


 土の下にはまだ目覚めていない植物たちの息遣い
 耳を澄ましても聞こえるはずもないけれど
 ある日突然のように花が咲いたり蕾が膨らんでいる時に出会うと
 いのちの不思議を子どものように考えたりする。
 大人になると、そういう感性も遠くへ去ってしまう。
 
 
 なぜ春になると芽吹くのか、
 黄色や薄紅色の淡い色が多いのは?
 宿根と一年草の違いはどうしてなのかのエトセトラだ。
 
 いろいろな野草も土の中で待っていて
 摘み草料理があるように
 ほとんどのものは食べられる。

 一昨年聞いたイラクサのパスタとお茶の話は新鮮だった。
 旬の時期は短いだけにうっかりしていると忘れそうだ。

 
 黄砂で山も車も黄色になってしまったが、
 予想どおり桜の開花も二週間早く、現在ほぼ満開。

 それにしても、
 春の風は強く冷たく、意地悪だなぁ。





 
 


2023年3月31日金曜日

 

 一足お先に
 

桜より先に咲く「サンシュユ」



 冬の前に渡ってくる白鳥、今年の北帰行は早かった、とか
 桜の開花が例年より二週間も早まりそう、だとか
 今年の春は慌てているようにやって来て、目まぐるしい。
  
 確かに、3月に入ってからまとまった雪は降らなかったし
 いつもなら、4月上旬まで留まっている白鳥たちも次々と北へと戻って行った。
 飛んでいく姿を暫く眺めていたが、去っていくのもグループごとで
 理解できる共通言語でもあったなら、
 彼らの世界にも「ルール」があるのかと、尋ねてみたい。

 家の周辺にはシジュウカラが沢山いるが、最近元気が良い。
 彼らの鳴き声にはパターンがあり、一つのまとまりと認識した「言語」で
 伝えあっていると聞いた。
 すでに解読している研究もあるらしく、科学の進歩に恐れ入ったという具合だが、
 天気が良いと休む暇もなく響きわたる彼らの「言語」に、耳を澄ましてしまう。

 




  去年の秋にHさんからいただいた餅米が残っていて....。
  黒千石大豆のきな粉に、Kさんが育てた小豆もあり、突然おはぎを作りたくなった。
  彼岸もとうに過ぎたけど、おはぎを最後に作った日はいつだったのか、
  忘却の彼方に消え去って思い出せない。
  
  仕上げて自己満足の中に、甘み以外の材料は made in Shizukuishi だと気がついた。
  フードマイルはどれくらい?
  さほどないだろうなぁ。。

 


  移動の季節は白鳥だけではなく、人の動きも同様だ。
  北へ南へ 暮らしの拠点が変わることも珍しくもないけれど、
  動きながら考える、考えながら動く。
  どちらも不正解ではないよねと、話の中で着地した。

  一足遅い春も来て、今はそれだけで嬉しい。











  


2023年3月15日水曜日

 

  開花600度の法則

 南側の窓辺に置いたゼラニウム 気づいたら蕾が膨らみ始めていた。


 キッチンで仕事をしている時は大抵ラジオをかけている。

 桜前線の話が流れるようになってきて、もうそういう時期になっているのかと思っていると、「600度の法則」というものがあるのを初めて知った。 天候や気象関係の仕事、或いは植物や樹木の発芽などの研究をしている方は知っているかもしれないが、とても興味深く聞いた。

桜の開花までどのくらいの時間を要するのか。そんなこと考えたこともないけれど、ここではGW前には咲いているかな、天候によほど変化がないと平均してそのあたりかと思っている。

答えは、

2月1日からその日の最高気温を足していき、600℃になる頃には桜が開花する。東京では528℃ぐらいで咲いたとも話していた。 立春の日からではなく、なぜ2月1日から?と思うが毎年大体600℃前後になるらしい。 今度計算してみようと思ったが多分忘れてしまうだろうな。




最後の紅玉を少しだけローストしてみた

 昨年秋に箱買いした紅玉は、

 ①アップルバイやタルト用に煮て冷凍
 ②紅玉ジャムを作り瓶詰め
 ③あまり寒くないところで箱ごと毛布で包んで保存
  ............と、あれこれ工夫していろいろやっていた。

 冷凍は来秋まで持つとして、③の場合はそろそろ終わりに近く名残惜しい。
 酸味がある紅玉の代替はなく年々貴重に、しかも値段も上がっている。
 引き伸ばしてきたがそろそろお終い。
 紅玉の味を知っているからこそ、次の秋にまた会えることを願うばかり。



 
 





2023年2月25日土曜日


  春の色はまだ雪の下


 わずか1mmだった葉が7cmに成長 / 光合成すごい!

 
3月が近づいて来て 
晴れの朝は太陽から降り注ぐ光が雪に反射し眩し過ぎて負けそうになる。
紫外線の反射が80~90%もあるというのもうなずけるが、昨日は室内でもしばらくの間
サングラスをかけていた。いわゆる「雪目」にならないために。

毎朝厳しい氷点下の日が続いた2月、プラスに転じるとそれだけで何だか気分も上がるけれど、北関東では福寿草が満開という....当地は4月上旬(早くて)だから2ヶ月近く違うことになる。 せめて気分は春にと、パステルカラーのお菓子を作ろうかなと思っている。




オーガニック雫石の高橋さんからよりどりみどりの越冬根菜をいただいた。
会の活動報告会での変身を依頼され...
「変身」ねぇ...カフカが先に出てくるけれど、はて、英語ではどう表現したかなぁと思い出したのが transform。
ガンダムの名残があるのか何だかしっくり来ない。
変身のイメージって、メタモルフォーゼじゃないの?と懐かしい言葉を思い出す。
Metamorphoseはドイツ語だったことも忘れていたけれど、ギリシヤ語由来ということも
よく知らないでいた。

「メタ」というと最近よく聞く「メタバース」。
インターネットを介して利用する仮想空間とのことらしいが、メタは超越したという意味とある。ここで何となく理解は進んだが、メタメタとなると粘着性に転じたもの、タールや水飴のような日本語〔オノマトペ)が出て来て、笑ってしまった。

変身の依頼からここまで発展するとは思いもしなかったが、そういうことでお題をいただきあれこれ思考の境地。赤大根やビーツは色素が赤いだけに変身は楽そう。



 







〈最も簡単な方法〉


赤大根は軽く塩をしたのち、食酢に数分浸すと
化学反応で真っ赤なバラの花のような色合いに。
丸めてみたり並べてみたり、差し色になる。
それにしても真紅!




今朝は一面新しい雪で覆われ、春はまたまた雪の下にて待機ということらしい。


預かっている野菜の「変身」は少し考慮する時間をいただき、
春になる前にかぼちゃを食べないと、とプリンに変身させることを思いついた日となった。

活動報告会までは三週間の猶予があり、
その頃には春直前となっていることを願うのみ。