2012年11月30日金曜日

行き交う人・ヒト


 
 
 
 
 
 

 

 
 
いよいよ最後の月がやって来る。
 加速度的に毎日が過ぎ去ってゆくと、会う度皆口にするが本当にそ 
 うだと今さらながら感じている。
 
 
 
 
 
 
 
 









 
 
 
実はこのひと月の間、仕事や用事で3回上京した。
乗り降りに利用する「駅」には不思議な魅力があって、何となく惹 
かれるけれど
理由は本当はあるのだ。
 
利用する駅をポイントとし、東西南北、放射線状に電車が行き来して、
すれ違う人たちが何処からやって来て、どこへ行くかは知らずとも
皆それぞれの理由があって駅に出向き、目的地へと去ってゆく。
ホームでは電車が発着/到着するアナウンス。
路線への道を尋ねる人や時間ぎりぎりに走る人、各々のひたむきさえ見えて来る。
 
そんなにぎわいを見せる駅でも、電車が去った後の静けさは対象的で、
余韻の対比に何となくまた惹かれる。
 
動と静、二極の存在が日常の中に見え隠れする。
惰性と緊張、当たり前だけど、そんな「空気」を感じることができる、事かなぁ。。

 

2012年11月24日土曜日

11月の記憶


 
 
 
 
 



 
 
 
 
いつもなら、霜柱ができるほど冷え込む朝がやって来る頃だ。
今年はまだそこまでの寒さは感じないが、確実に冬の足音が聞こえている。
風の音に木枯らしの口笛、空気中の緊張した様子が一緒になって伝わってくる。  

 料理には、野菜を沢山使いたく、
ちょっとアンテナ高くして季節の「顔」を並べている。
お世話になっている「松の実」さんは車で2分。
最近は聖護院カブのクリームスープが好評で、体が芯から暖まる嬉 
しい素材だ。
 
写真の「花」は......赤カブ。
と、言っても花ではなく、カブの茎?なる部分の切口だ。
「何に見える?」と尋ねたところ、「バラ」と答えた人と「饅頭」 
と言う声もあった。
何故に饅頭に見えるか不思議だが、「バラ」に感性の軍配を上げたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
季節の野菜と言えばサツマイモもあるが、今回は焼き芋ではなく 
「スィートポテト」を。
ラム酒も効かせシナモンも隠し味に使ったら上品な味に仕上がった。
ちょっと、嬉しい。
 
今年の11月は特にも思い出深いひと月になるだろう。
いろいろなことを思い出しながらも、ていねいに仕事を積み重ねて 
いきたい。
 

2012年11月18日日曜日

1:1:2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




















「雨から雪へ変わるかも」などと意味深?の朝の予報。
思わず「えッ? 待って頂戴」と言ってしまった。
鉢物は未だ外へ出しっ放しだし、晩秋の余韻にもう少し浸っていたい。。。
柄にもなくセンチになるのも、まぁいいか。
 
めまぐるしく天候が変わり出し、
小雨から次第に風が強まり、気温も上がる気配なし。
木の葉舞い散る外に目をやると、白いものが落ち葉を蹴散らし浮遊している。
予想外に早い雪。
いたずらッ子のように、風の流れに呼吸合わせ不規則に舞っていた。
もう、そんな季節になったのか...。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キッチンスケールを買い替えたのは去年の事だ。
それまで使った古いのは、スタンプを貯めて交換したもので20年以上活躍した。
壊れた訳ではないけれど、どうしても正確に測れるものを求めた結果そうなった。
 

ゼラチンの量を測る度「不具合」は募り、売り場で10回以上も躊躇した思い出がある。
バネ式の古いのは、目盛りが殆ど動かず「うーーん、まぁいいか。」と、
妥協の分量で終わっていたのだから随分適当だったと言わざる得ない。
動力に単三乾電池を使う現在のスケールは、0、5g刻みの正 
確さで助かっている。
 
 
秋は林檎が大活躍だ。
紅玉の焼き菓子、アップルクランブルが気に入り焼いている。
グラニュー糖とバター、そして粉の比率が、1:1:2
とても分かり易く気軽に作れるのも魅力の一つ。
 
比率は不思議。
パウンドケーキもそうだが、他にもイロイロな比率が存在している 
ことに気づくのだ。
親子丼やカツ丼?の場合は、だし汁4:醤油1:みりん1
鯖の味噌煮は、水3:酒2:みりん1+味噌3:砂糖2:醤油1
茶碗蒸しは、卵1:だし汁3....と決めている。ワタシの場合だが。
ドレッシングにも適用しているが、比率で作ると失敗が少ない。
 
比率と言えば黄金比。
図形が最も美しく見えるとしているその比率は、1:1,618
小数点の細かいところまでいくと料理には展開できない数字でお手上げだけど、
不思議なバランスがいろいろあるものだ。
 
久しぶりに忙しかった昨日。
晩秋から初冬へ向かうに伴い、穏やかな日常が戻って来るような予感がする。
 

2012年11月14日水曜日

大雨と風に見舞われたこの数日間、
真紅や黄金に染まった木々の葉も燃え尽きたように色が抜け、すでに落葉の時を迎えている。

















暫くぶりにPCのキーに触れ、過ぎ去った何日間を思い起こしている。
ワタクシ的な事とそうでない事、いずれも微妙に繋がり心の中で奏で合い、
舞い踊る木の葉に重ねてみるような気分になる。


















 〈朝のデザート? By Yuka〉

冗談を言い合い、明るく笑いながら日々を送ることが理想としつつも
人生はそんなに甘くなく、時には笑顔が止まり、しかめ面の日々もあるだろう。
一年で最も美しい季節かもしれないこの時期に、大切な人を失い店も休んでしまった。


最近よく言われる「ワークライフバランス」
暮らしていくそれぞれの段階に応じて、多様な生き方が選択・実現できる(する)としても、
求める理想と立ちはだかる現実との間は、まだまだ深くて遠い層があり調整がむずかしい。

今朝見た岩手山や秋田駒。
尾根伝いに薄化粧した雪が見え、緊張感が伝わって来た。
そうなんだ。伝えたい事も、この山々のようにあるけれど、
ゆっくり、追々記していこう。

明日は仕事が待っている。
気持ちを入れ替えるぞ! (大丈夫か??)

2012年10月28日日曜日

無為に過ごす

 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
ラジオを聞きながら時計とにらめっこし、
ガスにかけた鍋の火加減を見つつ野菜の皮むきをしていた時のこと。
仕込みは常に一定にあらず、クルクル風車のように変わるのがワタシの短所(=長所)で、
仕上がり時間を逆算しながらやっていても、上手く行く時はあまりない。
そういう時に限って時間が異常に早く流れて行くのだから、無情なものだ。
 
 
番組は、退屈な時間をどう過ごすか、パーソナリティがリスナーに 
話しかけている。
ライブ放送だからメールやファックスでの意見や感想も同時に流れてくる。
退屈な時間.......?
例えば、病院で長いこと待たされ、本も持ってゆかず「することがない」時
退屈な授業に身がもたず、襲う睡魔とどう闘ったらいいのか、と思う時
逆に、眠れない時は襲って来ない睡魔をどう呼んだらいいのか、もあるか。
付き合いの会合に出席しても、話しが噛み合ず帰りたいけど帰れない時...etc。
 
「そういう時、あるある。」と同調しながらジャガイモの皮をむき、
対処法でよくやっていた、英語の単語を書き込んでいたことを思い出していた。
妙な癖でもあったけれど、Sで始まる単語をいくつ書けるかな?とか、
漢字も同様、だ。
おかげでスペルの勉強にも少しはなり、退屈→楽しいひとときに転換できていた。
 
そんな事を思い出しながら聞いていたら、...同じことをやっている人のコメントが流れた。
皆考えることはどこか似通っていて、顔も見えない相手に「そうだよねぇ」とつぶやく。
時間を気にするのはイヤなことだが仕事は待ってはくれない。


真っ赤に色づくガマズミを見て、無為に過ごすことの大切さをまた思う。
 10月ももうすぐ終わる。。。明日は所用で東京へ。
 

2012年10月20日土曜日

収穫と再会

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ついこの間まで「暑い...」と言ってたのが、いつの間にか 
「寒いね...」に。
岩手山周辺も色づき出し、紅葉のグラデーションが降り始めた。
遅めとは言え、本格的な秋を感じる。
 
 
ウラの畑は細々であれ、収穫はやっぱり嬉しい。
夏に取った紫のシャドークィーンと黄色のキタアカリ、結構取れて 
保存にまわす。
地中の中でどれだけ大きくなっているか、ドキドキしながら抜く時 の「期待感」は
畑仕事をしてみないと分からないものだ。
豆は....いつもは大豆になる?秋まで放置しておくのだけど、
今年は鞘が青い時期(夏)に刈り取り、枝豆にして一気に食べた。。。
時々間引きする「ルッコラ」は、野生の味がムンムンするが大好きな野菜の一つ、
秋と共に固くなり、名残惜しいがそろそろおしまいだ。
 
 
....と言うと一生懸命耕しているように聞こえるが、ワタシは今年 
殆どノータッチだった。
Sと、時々やって来るAさん、どーもありがとう。
去年植えたジャガイモの跡に植えた人参が、見事になったのだ。
無肥料・無農薬でもそこそこ大きく育つのだから不思議なものである。
土の力にも感謝、だ。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
去年発見したヤギ達にほぼ1年ぶり、再会できた。
総勢12匹の中には去年見なかったような「新顔」もちらほら見える。
遠目で見ながら決して近づかないものや、
まっしぐらに走って来て手を舐め出し、いつまでも傍にいる人なつ 
こいもの。
ヤギも性格がそれぞれ異なるが、生きものは皆同じ....。
来春まで、元気でいてね。
 

2012年10月14日日曜日

「考える秋」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10月を神無月とも呼ぶ事をふと思い出した。
日本中の神様が出雲に集まり会議を開くため、一人残らず神様が居 
なくなるからだと言う。
本当かどうかはさておき、風流な日本的呼び方を嫌いではない。
 
 
さて、「神さま」は本当にいるのだろうか。
見た人は「いる」と答えるかもしれない。
見た事はなくても、何となくその存在を信じているかもしれないし、
信じたい部分もあるかもしれない、ココロの何処かで。
 
「ニホンジンは仏教ですか?」と聞かれたことがある。
仏壇があるから、お寺に行くから.... 一般的にはそう捉えら 
れているのかも。
最近は「無神論者」と答える人も多いと聞く。
 
ワタシは『何となく』それとも違うナ、と思っている。
精一杯尽くしてもどうにもならない時があるように、
どうにもならなくて自然に任せたら、事が上手く行ったよね、と言 
う時もある。
その届かない部分で「何か」が働いたり、良い(悪い)機会が巡って来る時、
神さまでなくとも、それに近いモノを感じる....のだ。
 
以前書いた、「心は何処にある?」ではないが、
プラスマイナスいろいろあるのが人生で、
それは心の持ち用であり、ものの捉え方でもある、と。
心の中に相反する二つのモノが存在していると考えると合点がいくか....
 
 
なぁ~~んだか哲学的な(?)話しになっちゃった。。。
秋は考える季節でもある、か。