2022年11月30日水曜日

 

 冬の音



 Wさんの草地に沢山の「クサイチゴ」


 二週間前のこと
 住んでいる雫石から西に約30km離れた西和賀町に住むWさんの農地へお邪魔した。
 ここより冬は雪が多く標高もあるが、目から鱗の話を数々伺った。
 有機農業への試行錯誤は、
 チャレンジング精神が不可欠なことだけど、発見が沢山あり教えられる、と。

 西和賀町はリンドウの生産も盛んで、Wさんも4反作付けしている。
 1反の面積は1,000m2、つまり300坪の広さ×4=1200坪 すごい。
 以前は「反」とか「ヘクタール」に「アール」など様々あって
 その面積を置き換えて把握するに至るまで時間がかかったが、
 今は少し分かるようになったかな。

 イタリアの古代小麦も作付けしたが去年は大雪で良くなかった反面、
 もともとある南部小麦は収穫も良く、種子の保存を考えると在来種は強い。
 古くから育ててきた品種は、間違えなければやはり適していると話していた。
 
 気候や土、長い時間をかけてその地に適合したものだけに
 人間が生き延びてこれたものを作付けして繋げてきた長い道のりを感じた。

 この他にも有機の田んぼに大蒜、たらの木etc,   
 広島県出身のWさんは一人でやっている。
 しかも文学部の出なのに東京の出版社に勤めてからの「脱」ナントカ。
 いろいろな生き方があるという一つの形を見せていただいた。
 


      草苺の実はラズベリーに似ていて、ワイルドストロベリーのよう。
      ベリー類はいろいろ研究して来年が楽しみと話していた。


沢内の原風景
今年はまだ雪はなし 明後日は雪だるまマークついている。






  紅葉は今ひとつとか、なんだかんだと呟きながらも
  家の周辺のもみじは幾分持ち返し、美しい眺めとなり今年も終了。
  11月は暖かい日が多く、昨日は夕方でも11℃もあった。
  去年は勤労感謝の23日に結構な積雪を迎えていただけに
        天候は毎年同じではないけれど、これで良いのだろうかと、
  すっかり葉を落として清々とした木々にも聞いてみたい心境にかられる。


  明日からいよいよ12月だなんて。





2022年11月2日水曜日



 秋を食べる





 今年の紅葉は「赤」が少ないと殆どの人が言う。
 その「赤」とは、もみじ。
 敷地内のもみじは毎年鮮やかで真紅な色を見せてくれるが今年は違った。
 紅くなれず薄茶色にチリチリと身を焦がすように地面に落ちていく。
 まるでもみじ自体が不完全燃焼をしているようだが、
 見渡すと他の木々も元気がないように映ってくる。

 でも、それは鮮やかな秋ばかり願うのは人間の勝手な都合であり、
 それなりの秋も、美しいと思い直している。
 
 
 一週間ほど前


 岩手山に初雪が観測されたのは10月中旬だったか、
 0℃に下がった朝は驚いたけれど、例年より9日早かった。
 今の時点で頂上にすら白いものはなく、16℃まで上がった今日は暖かかった。
 暖かいのは暮らしを主体に考えると楽なことではある。

 とは言っても、ゆらゆらと複雑に相反する気分も何処かあり、
 順番どうりであれば冬はやっぱり来るのだろうな、となってしまう。
 
 



 
 紅玉はいつか幻になるかもしれないという危惧もあるけれど
 今年はすんなり一箱いただけて、
 あれこれ展開してから保存する状態まで持っていけたらいいと思案中。









2022年10月8日土曜日

 




         瑠璃色の模様が鮮やかな「ルリタテハ」思わず目が止まる!


 10月に入っても暖かく、このまま暫く続いてくれたら...と勝手な思いを抱いてしまったほど穏やかな一週間だったところ、自然はそれほど甘くない。                

「岩手山初冠雪」のニュースがあった3日前。暖房を入れる朝を迎えることになった。平年では当たり前の季節なのに、今まで暖か過ぎた分衣服の調節も何だか妙でしっくりこない。可笑しいものだ。              




 


 

10/2 

雲ひとつない青空は久しぶり


  Organic festa /3年ぶりに開催@雫石



オーガニック雫石でもブースに出展。

前日の準備から当日は丸1日coffee を淹れる担当だった。何杯入れたか分からないほど忙しかったけれど、その中の雑談(井戸端会議)に結構深い意味が含まれていたこともあった。

「朝になるのは早いけれど、夜になるのはもっと早く感じる」..とTさん。 形は鮮明ではない「何か」に振り回されているのは一人ではなく、皆そうだよねぇと異口同音に苦笑するかのように頷きあった。

ローカルの地域にも最早ITは欠かせなく、最低限使いこなせないと己が困るような時代に入ってきている。必要なものとそうではないもの、取捨選択は必要だ。視界に入る紙情報をとりあえずは整理しなくちゃ。

日暮れが早いからやる / 日暮れが早くないとやらない ....どちらだろう? 



最後の黄桃 / cheese cake 

  


 


2022年10月2日日曜日


2022年9月9日金曜日


  アップダウンの天気



  晴れた!青空だ!と思っている間にシルバーグレーの雲が近づいてきた          

そんなバカな...などと首を傾げる間も無く雨がちらつき慌てて洗濯物を取り入れる。

そうしている間にまた青空が顔を出し......こんな繰り返しで根負けした。

音楽で言えば、クレッシェンドとデクレッシェンドのような1日だったが不思議な夕方の空が待っていた。西の空が少し赤くなりいつもの夕焼けと思っていたけれど、いつもの「赤い空」ではない、「オズの魔法使い」を思わせるような紅い空が頭上一面に広がり出し.... お天気解説者ならどう応えてくれるだろうと思いながら暫く見上げてしまった。


クラゲが浮遊し、大王烏賊が泳いでいて、吹き出しそっくりのモノや漫画化したサメのフィギュアまで....撮りきれないほど。

以前知ったレンズ雲、吊るし雲...と思いながらも、これまで記憶にはない秋の空。悪天候の前兆とも聞いているけれど、朝方少し雨が降っただけで大きな変化はなかった。

雨の日が多かった8月が過ぎ、早くもポロポロと黄変した葉っぱも落ち始め 9月も晴天が続かなそうでも 成るようにしか成らないのが自然ということか。


 

 

2022年8月28日日曜日

 

停滞前線に雨の秋?









                     




こんなに雨の多い夏はあっただろうか。

3日続けて晴れた日もなかったような、それほど太陽には恵まれなかった今年の夏。    カレンダーに太陽の印や雲の形、傘マークなど記していたが、途中で止めてしまったほど天候は目まぐるしくコロコロ変わる日々を消化し、8月もあとわずかとなった。



                    懸案の「梅」

 去年は3日間続けて天日干しできた梅だったが、今年は天気予報とにらめっこだ。     

晴れマークを信じて外に出し空を見上げると、ものの30分も経過しないうちに怪しい雰囲気!

諦めも肝心だと、半ば居直りを決め「梅漬け」に変更した.....が、やはり気になるなぁ。




 随分遅れてのお墓参りをして来た。
 車で2時間。結構大きなお寺だが、お盆を過ぎて人も殆どいなかった。
 全体的にいつもより墓地が寂しく花が少ないことに気づき、はっとした。
 コロナ禍、社会や家族環境の変化などの理由はあるよね..... と。
 
 行く度、本堂脇にある160年以上は経つケヤキの大木を見上げるけれど、
 明治の頃からあると思われるその大木は流れる歴史を、人の歩きを眺めてきたに違いない。
 
 ふと思い県史を調べてみたら、
 戊辰戦争の頃は九州佐賀藩士の宿営地になったとある。
 お寺のある所は秋田市。江戸時代は佐竹藩...3名の藩士のお墓もあった。
 
 1810年頃に建てられたお寺の広い本堂は殆ど変わっておらず、戦の時代の展開など時代劇のイメージしかないが、屋根瓦を変えて200年の歳月って、すごいな。
 涼しくて、過ぎ去ったいろいろなことをぼんやり思い出し歩きながらも
 セミの鳴き声がはかなく聞こえた。
 夏らしくなかった夏も終わり、かな。

 去年あって今年ないもの
 今年あって来年なくなるものもあるだろうな、とか。

 そういえば、
 ツクツクボウシの声を今年は聞かない。



 
 
 
 
 
 



2022年8月4日木曜日


   忘れていた頃にやって来た


      ルリボシカミキリ


  梅雨明けで短い夏を楽しむ.......とも思ってはいないが、
  太陽が照りつけたのはわずか一週間。なんだか寂しい。
  激しく降りしきる雨に目が覚め、時計を見たら夜中?夜明け?の3時。
  結局雨が気になり起きてしまった。
  3時半にはもう明るくなって、
  6時半でもまだ暗い冬との違いはやっぱり大きいな。
  
  

  他県でも被害が出ているけれど
  梅雨明け後にまた梅雨に戻されてしまったような天候が続いている。
  



  

     
自宅敷地の梅が沢山あるので持って行って欲しい、と
先月半ばにTさんから連絡が入った。
脚立を借りて腰にカゴをぶら下げて
もぎ取るその数100個を超えた。

先に仕込んだ南高梅のことは言えなかったが、
さて、先発+後発で干すとしても
3日続いて晴れる日は来るか、気になるところ。




ついでに.... と、頂いたのが20年ものの「超熟梅干し」!
毎年漬けていたけれど、家族構成が変わったのでもう卒業するということだった。
しかしながら、である。
ビンテージものと思えるくらい夏の季節にはベストの味だった。
実は...... 恐る恐る期待していなかったのだから(Tさん、ゴメン)
「見た目で判断はダメよ」。自戒の念をしっかり込めたい。
  

  

赤梅酢で「紅生姜」と白梅酢でお寿司の「ガリ」


 新生姜が出回る頃、気になりながらも手を出さなかったものに、ジンジャーエールのシロップ、いわゆる原液がある。

案ずるより生むが易しとはこの事。 クローブ、シナモン、そして八角を入れたら、あのW社のジンジャーエールと同じ味になった。魔法のシロップ。濾した後の生姜も展開ができる。いろいろなレシピが入手できる時代。不便なようで便利。



  なかなか発見がむずかしいと言われるけれど、
  倒木の周辺に3匹もいた。
  実は去年も1匹見つけたのだが、地面に落ちて一生を終えたものだった。
  鮮やかなブルーの色は少し褪せていたが、間違いなくそれだった。
  忘れていたルリボシ君、今年は仲間を増やしてその姿を見せてくれたのだ。

  フクオカ博士が昆虫少年だった頃、図鑑で見たルリボシカミキリ。
  生物学者になるきっかけだったらしい。