大震災で被災した人たちの支援に100億円の寄付をしたことでニュースになった、
孫 正義氏の記者会見をUstで聞いた。
寄付の額にも驚くが、その話の続きがあることを会見で知った。
3月11日を、自然エネルギーを主とするエネルギー政策転換への契機とし、
政策提言する「自然エネルギー財団の創設」発表と、決意に至るまでの経緯を説明していた。
記者会見を主催したのは、フリーランスのジャーナリストたちが設立した「自由報道協会」。
テレビの記者会見場では「許可証」がなかなか降りない、
一匹オオカミ的ジャーナリストたちだ。
孫氏は....
今まで電気は来て当たり前、だから原発のことも意識の外にあったし、
co2を出さないし、未来はゲンパツ、必要なものと思っていたらしい。
今まで、は。
しかし、福島原発の事故を受け、放射能汚染のもたらす悲劇と先が見えない恐怖に、
ただ非難するだけではなく、原発問題に対してどういう解決先がありえるのか、
そしてこれからも原発は本当に必要なのか、
この1ヶ月勉強し悩み続けての決断とのことだった。
本業は携帯電話やインターネット。
Twitterにも「原発のことにコメントする暇があったら携帯の復旧に努めて」
という苦情が沢山来たそうだが、ひるむことないその決意に強さを見た。
ジャーナリストたちから投げかけられる質問に対しても的確に答え、
彼の中ではすでに答えが出ているんだろうな、と感じると共に
人間性が出ているような会見だった。
ジャーナリストたちもまた視点がするどく本質を突いてる。
「おっ、いいぞ!」なんて感心してしまった。
やりとりを聞いてるだけで「外野席」のワタシたちも、
考えるのだということに気づく。
パターン化された授業をふと思い出しながら、過ぎた時間を振り返っていた。
対照的に感じるのはテレビの会見...
原子力や放射能について説明する科学者たちの話は理論と数字に終始し、
一般人には分かりにくいのが常だし、分かりにくく説明しているようにも思える時もある。
最近では、被ばく量のいわゆる「安全基準数値」が動き出し、
数字が動くのは基準とは言わないのではないか。。。などと思ってしまう。