2013年11月8日金曜日
文化遺産と「偽装」
《雫石竜川 / 山の遠くにうっすらと見える虹》
町をさまようように車で走ると、「今ひとつ」だった紅葉も「それなりに」美しく
川岸はすっかり晩秋を迎えているが、雨上がりにかかった虹がメリハリをつけていた。
人工物がないところは原風景のように佇んで、
3ヶ月前は洪水になった場所なのに、自然の回復力に驚かされた。
遥か昔から築き積み重ねて来ただろう文化遺産の一つ
住んでいる雫石町は面積609㎢。
山の手線が外内両方すっぽり入るほどの
広さを有している。
日本の百名山にも名を上げている岩手山があるが、
民間最大の農場「小岩井」もこの町にある。
何て広い!と思うが、季節それぞれの美しい表情を映し出し、
西から東から、わざわざ写真撮影に集まるカメラマンも多いと聞く。
なぁ〜んてまるでパンフレッットにあるような事を書いてしまったが、
今の季節は朝の凛とした空気もPRしたいなぁ・・・と思ってしまう。
ただし「早起き」が前提だ。
今の気温ではトマトももう赤くなれず
青くなったままだが、
美味しい利用方法を土地の方から聞いた。
「塩漬け」にする、と。
大きさもみかんのSサイズだろうか?
ワタシはアレンジして
塩水に一晩浸けてから翌日「ピクルス」にした。
これが思ったより美味しくて、これぞ地産地消だと感激する。
ムダにしたくない思いと、美味しく食べたい!ハーモニ〜。
(写真の右/落花生も雫石産)
そんな時、
喜んでいいのか悲しんでいいのか、異なる二つのニュースが前後して入ってきた。
「和食」が世界の無形文化遺産になる・・・
「偽装表示」が次々発覚。
ブランド化してどんどん差別化が進む業界と、それを求める消費者。
食のグローバル化の進展は止められず、以前に戻るのはむずかしい。
地産地消は流通コストのロスも最小に押さえるけれど、1年のサイクルでやり通すことは
もっとむずかしく(米は100%の自給率だが)食べる側の考えも改めないと、と。
無農薬無肥料の米は直接農家の上野さんから入れていただき、自慢の米。
化学調味料も極力キョクリョく使わないよう、
デザートも手作りテヅクリに心がけている。
そんなイロイロなことを、食を提供しながら常に考える。
当たり前に、やっていくこと=継続していくこと。
それしかないのだなぁ・・・と。

