2013年10月2日水曜日

格闘する秋 





















〈繁殖著しいほおずき / 種取待機のインゲン日干し?〉

栗の皮むき数日間がやっと終わったと思った翌日、
風と共にパラパラと次から次へと落ちて来る。。ああ無情
食糧がない時代には貴重な「生きる糧」と思えばこそ、知らんぷりもできない。
自然からの暗示ではないだろうが「拾って危機に蓄えたら?」と言われているようだ。

落下した栗は速やかに処理....水につける....ざるで干す、などを行わないと虫がわく。
厳密に言えば、虫になる前の分子レベルの卵だが、拾ったまま放置はできないので
格闘ラウンド2が待っていることになるが、まるで「なぁんちゃって縄文人」だ。
栗のプリンやモンブランにもトライする予定となった10月の始まり。


映画「ル・アーブルの靴磨き」を観た。
フィンランドの監督、アキ・カウリスマキの作品。
難民の家族として出て来る少年の脱出を助けようと、国籍が違う人々が、
違法と分かっていながら最後は警察官まで片目をつぶり手を貸す。
労働者たちの、貧しいながら優しい目線やそのウィットにとぶ会話の一つ一つが
印象的で暖い。


〈栗のペースト / こんなに剥いてこれだけの量?!〉





時々考える現実と理想
前者は今置かれている状況。目の前にある事。
後者は希望を持って未来を見る。〇〇でありたいと願う事、と捉えているが、
アキ監督は厳しい社会に対して「それでいいの?」と
静かなメッセージを放ち映画の中に希望の芽を運んでいる。

「こうあった方が優しいんじゃない?」
差別の問題など法律の壁が立ちはだかる現実は、映画のようにはならないが(今は)
労働者たちへ向ける優しい目線を、いつも作品の中に彼自身の敬意として感じる。

読書の秋でもあるが
映画のアキもやっぱりいいな。。。