2013年2月24日日曜日

仮想の春 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
空気が乾いたある日の朝、
降った雪は風に巻き上げられ空に舞い、
まるでマイナスイオンに覆われた滝壺の中にいて、
深呼吸すると、ミクロと化した雪の粒子が肺の中まで入ってくるようだった。
 
朝、洗濯物を干すとものの2時間くらいで乾いてしまう….!
湿度計は34%を指していて、この冬一番の乾燥だ。
(飛行機の中は28%くらいだとか)
かなり前に買った加湿器があったことを思い出し、迷いながらもONしてみた。
水タンクの中からポコポコと、音にならない音を出しこれまたミクロの霧が部屋の中を漂う。。。
 
そうやって約3分、
加湿器の霧は何だかなじめなく、OFFにした。
代わりに霧吹きを手に取り、シュッシュッと歩きながら「アナログ加湿器」でカバーする。
やっぱりローテクのやり方が自分には合っている。
時代に背を向ける・・・
  
「今世紀最強の寒波」と驚くような見出しにギョッとしたけれど、
今世紀って、始まってまだ13年だったわねとホッとする。
でも、でも、半端じゃない雪の量に笑いながらも「春はいつ?」となっていた。
気のせいか、動物たちの足跡も少なくて、見えない所で苦労しているのかなと心を寄せる。
何もできないけれど。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 
 
 
 
 
 
 






【この冬よく見るのはウサギの足跡。これは耳が欠けた錫のフォークレスト】

「沈黙の春」を書いた、レイチェル・カーソン。
DDTなどの、農薬に含まれる化学物質が与える影響の危険性を指摘した生物学者だが、
発表されたのは今から50年も前の事だ。
春になっても鳥が鳴かなくなったのは、そういった背景があるのではと警鐘を鳴らした人。
気候変動等の様々な事象が重なって生じてくる問題も沢山あるだろうし
人為的影響もどう関係しているのか。はっきりしたことは分からない。。
 
幸い、鳥たちは寒くてもやって来る。
仮想の春から本当の春へ、彼らも待ち遠しいよね。