出会いその❶
織り姫と彦星が1年に一度だけ、天の川で会えるという「七夕」は雨の1日で、
伝説とは言え、何も見えない夜空をふと見上げてしまった。
1年に一度は意外にあること。 3年に一度も会えない時だって、ある..
ふとしたあることがきっかけで、
知り合いになったKさん宅を訪問する機会があった。
住んで27年経過する、という家は、住み手であるKさんの感性と
手をかけてきた時間の蓄積による「引きの美しさ」が随所にあらわれ、
暮し方の豊かさと質の高さを感じた。
「古びた小屋って良いよねェ」「錆びたドアに郷愁が...」、
会話の中に求めるものの共通性が多く、
類は友を呼ぶではないが、「ふとしたこと」はふとしたことではなく、
必然的なことだったのかもしれないと、思わされた1日だった。
約100年近くなる土蔵の中の「生活の道具」/Kさん宅で。
縁というのは不思議なものだと思うことが度々ある。
街の中を歩いていて、交差点や通りなどで沢山の人とすれ違いながらも出会いがない時。
そうかと思うと、山の中や人通りの少ない店などで突然出会って話に花が咲く...時。
何かが動かしている、或は動かされている見えない引力? 不思議だ...。