2011年10月1日土曜日


ココロの旅




いつも通る道の脇道がなぜか気になって冒険ココロからトライアル。
この先には一体何が......と思いながら通る機会もなかったその脇道。
くねくねと蛇行し、少し進んだところに「それ」はあった。







「こんな所で誰かが作業?」と思った瞬間、
それは大きな案山子であったことに気づく。
広い牧場の中に10数頭のヤギと4頭のポニーが放牧され、
のどかな風景が目の前に広がる。
ヤギたちは一斉にこちらに顔を向け、様子をうかがいながら近寄ってくる。
ポニーたちも一斉にこちらを目掛け、ワルツのリズムで駆け寄って来た。


挨拶するように首を振り、
人懐っこいポニーはワタシのストールの端を引っ張るしぐさをする(餌?)。
離れようとしない彼等と、離れられなくなるような思いがこみ上げ、
しばらくそこにいた。


猫、ウサギ、犬、ヤギそして鳥。
知人から頂いたり、預かったまま飼うことになったりで、
これまでイロイロな動物と接触をしてきたけれど、
彼らたちは媚びる訳でもなく「あるがまま」ワタシたちと向き合ってくれる。
犬語やヤギ語があったなら.....と願うこともあるけれど、
叶わぬままの辛い別れもいくつかあった。
それと引き換えに、悲しみや苦しみも吸い取ってもらうような「なぐさめ」も受容した。
そんな思い出が甦り、「また来るよ」とその場を離れることに.....。

わずか車で15分足らずの場所。
岩手山が眼前に迫り、冬は相当寒いはずだ(この周辺も同様だけど)。
家からちょっと走っただけで「旅」をしている気分になる。

「人生は旅のようなもの」と言ったのは確かアンデルセン。
いつも通る道ではなく、脇道に進んでみようと思ったことから思わぬ発見/出会いに、
意識を変えれば遠方の地でなくとも、ココロの旅にいけるのかもしれないと
ふと思うのだった。