今朝のこと。
ウラの畑に行く途中にある小屋の横に「何か」がいる!
図体がかなり大きいので最初は牛かと思いきや、何と、「日本カモシカ」。
(シャッターを押した瞬間移動を始め、頭が木の陰に入ってしまった。。)
(降りてゆくカモシカ 丁度真ん中あたりに....)
「ヤギ邸」と勝手に命名している小屋の中を(ヤギはいません)、
しばらく覗き込むようなしぐさをしている。
家の中から静かに見ていたのだが、ゆっくりと移動し道路と並行に歩いて去って行った。
これまでも6、7回以上は見ているのだが、春のカモシカは初めてだった。
夏毛に変わったばかりなのか、光を受けてシルバーグレーの色も鮮やかな姿で
春の新芽を食べに里山までちょっと散歩、という風にもとれる。
今まで見たことのない大きさのカモシカを見ることができ、ちょっと嬉しい。
(テンの事件もあったから....)
ここでまたシートンの話を思い出してしまう....。
「サンドヒル・スタッグ」と呼ばれている巨大なシカを射止めようとするシートン。
足跡を追いかけながら森の中でスタッグとばったり出くわし銃口を向けるが、
スタッグは危険を察知しているにも関わらず逃げようともしない。
その時。シートンはシカの声を心で聞くという場面がある。
聞くというか聞こえたのかもしれないが。
「お前は私を殺すのか?」という問い。
身じろぎもしないシカの存在は尊大で、
シートンは引き金にかけた手をおろしてしまう。
この「出会い」がさらに動物の研究に情熱を傾けることになる...という話。
カナダの森とウチの敷地ではモチロン比較にはならないが、
生きものたちにとっての環境を考える機会は以前よりはるかに多く、
常に教えられている。
自然の中で人が「優位性」を抱くなどと言うことは全くないなぁと思う。
それにしても今朝見たカモシカ、
また出会う可能性は....ないでしょうね。