2020年3月26日木曜日



フクロウと春の音



サイズを間違って買ってしまった「粗塩」
蓋を開けた後に気づき.....こういうのもありかも、と考え直す。



予想しないことはいつの時代もあるものだ、と思える日々が続いている。
個人的にだけでなく、
知り合いの間でも 地域の中でも 地方や国、世界においても、だ。
そういう「非常時」になったらどうするか?

新年を迎えたある晩のこと。
さぁ、「いただっきま〜す」と言った瞬間、突然停電になった。
あるだけのロウソクをあっちだこっちだと置き、
懐中電灯2本つけての食卓に苦笑しつつ 
「江戸時代だったらもっと暗かっただろうね」
.......エネルギーのことなども皆で語り合い、美味しく心豊かな時間に。
かれこれ2時間。暗闇に目が慣れたころ 灯りが戻った。
「こんなに明るくしていたかなぁ?」
明りの眩しさに文明を感じ、それに対する違和感すら覚えたことに苦笑したほど。
全体照明は不得手なことから、スタンドや壁照明だけでも明るく感じたことも。


新型肺炎ウィルスの感染拡大を遅らせるために何をするべきか?
ドイツの首相は「公的な生活を一旦止めること」と話していた。
教育や文化、スポーツや音楽、芸術そして....もちろん仕事さえも。
それがどんなに困難で耐え難くとも、延々と続くのではないと分かっていても
子供たちのにぎやかで向日葵のような笑い声が聞こえなくなったり、
いるべき場所に人がいないのは寂しいことかもしれない。






フクロウの鳴き声が最近よく聞こえて来る。
夜行性だから発見することはなくても、存在の確認だけで満足している。
雪が溶けたウラの畑はまだ目覚めていないけれど
辺りを見渡せば、
チューリップや水仙の葉がソロソロ伸び出して、花芽も大きくなってきた。
淡々と普段の生活を続けるだけ。
歩きながら心の中でつぶやき
春の音も静かに聞こえているよ、と耳を澄ましている。