あちこちで
そろそろ旅立ち お別れだ
卒業式や閉校式、送別会が終わり、やっとひと息ついている。
この3月、4つの小学校が閉校する。
来年も控えている閉校による学校統合で、10校から5校に減少する予定だという。
少子化による児童数の減少は、この町だけの問題ではないけれど
地域の伝統であった太鼓や神楽など、継承していくことさえ
むずかしくなって来ている今、
時代の流れの先で、「そういうこと、あったよね」と振り返るのだろうか。
一方で、伝統文化が失われていくことへの危機感から
築いてきた歴史を振り返り、残していこうという活動も始まり出している。
行き過ぎた時間はすぐには戻らないけれど、
揺り戻ししようとする、自然の反発かもしれない。
百名山 の一つ 一週間前の姿
多分、
築70年以上は経過している?
見よ!流線型屋根
彼岸に行けず 1週間遅れのお参りに。
本堂の下には屋根から落ちた雪が富士型に積もっていた。
3月に入ってから重い雪がどっと降り、気温が上がらなかったせいだろう。
あちこちで人が動き、モノも動く。
お寺だけは昔のまま佇んでいてくれる。
その存在は、自身が振り返ることのできる歴史そのもの。