行く人 帰る人
〈土の筆、なるほどという感じ〉
名残雪に花冷えの4月も残り1週間を切った。
すぐそこまで近づいたGWの実感がないのも、暮らしのリズムが他と違うからだろう。
書き尽くせない位に今月もイロイロあったなぁ〜と振り返る。
「行く人」
7年以上前に知り合った友人が、転職に伴い鶴岡市に。
「帰る人」
1年間の期限でウルグアイに行ってた知人が任期を終え盛岡市に。
嬉しいけれど、ちょっと淋しい気分も入り混じる。
皆と歓送迎会を開き、いつもの通り和気あいあいのひとときを過ごした。
集まる時はいつもテーマがあり、白熱?しつつも楽しくて「じゃぁ、またねぇ〜」と、
余韻を残し次回につなげていたのが貴重な一人が欠ける。
9年後盛岡に帰って来るまで、それぞれ成長しようねと約束したけれど、
オリンピックが2回プラス1年、社会は少し変わっているだろうか?
ウルグアイから帰国した0さんの話は興味津々みんなで聞いた。
大統領のホセ•ムヒカは元ゲリラだったが、
彼を国のトップに選んだ国民の大きな包容力には目を見張る。
彼女が住んだ首都のモンテビデオは、電力にバイオマスや太陽光•風力と意外とカラフルで、暮らす人々も、極めて自由度が高くのびのびしている、と言う。
他人が何を着ようが何を歌おうが、意見も言えて民主度も高いと感じたと話してくれた。
何せ1年滞在したわけだから、笑顔で解説してくれる間皆でふんふん….となり、
異なる文化から見えてくるものや違い、照らし合わせて参考になった。
でもやっぱり日本食は美味しいよ、となって大笑い。
「鶯の”初鳴き”はまだ聞いてないなぁ〜」
ゲリラと言えば、チェ•ゲバラ
その時に感じたものや見たものは、永遠ではなく「いっとき」なのだ。