2012年2月24日金曜日






「もう雪はいいわよぉ〜」
2月も半ばを過ぎた頃、出会う人々の口々から聞こえてくる。
いつもなら、地熱も上がり木の根元周辺から雪がゆっくり溶け出す頃だ。
木を囲むように溶けた雪がドーナツ状に空洞を作り、土の「輪」が見られる頃だ。
それなのに、それなのに......今年は少しスローなペース。





〈ウラの小屋/東側〉


〈今冬はウサギの足跡が随分目立つ。これはヒトの〉

国際理解講座なるものに参加してきた。
「バーモントの視点・岩手との関連性」。タイトルはアカデミックだが、
お話してくれた、金子 千保さんは岩手出身で現在はバーモント州ハートランドに住み、
画家/イラスト/翻訳などの仕事の傍ら夫婦で野菜を自給自足している。
芸術や環境問題に向き合い、さまざまなテーマの地域活動に携わっている。
バーモント州の農業の現状、住宅や電力事情など、生活者の視点からの話は
とても分かりやすく、興味深く聞くことができた。

バーモント州..と言えば、日本では自給自足の暮らしを始め、
農村の生活に学び生きたTasha Tudorが有名だ。
話を聞きながらのメモなので、少し違う点もあるかもしれないが、綴ってみよう。
(会場に同席した方がこれを読み、「違うよ」と思われるかも。指摘してくださいな。)

食/農業の話から.....
●1985年に設立された「Rural Vermont」というNPO団体がある。
 きっかけは、酪農家が生産するミルクの価格下落と経費の上昇や、
 増税などで離農に悩む農業者を支え、彼等の正当な報酬を守ることや
 経済的な問題などを支える目的で設立され、政府に直接声を届ける窓口となった。

●アメリカには遺伝子組み換えの有無の表示はないが、
 約70%が組み換えられていると予想される。
 消費者はその判別ができず、Rural Vermontは「知る権利」の必要性を求めている。

●CSA(Community Supported Agriculture)というシステムがあり、
 一口約550$払うと定期的に有機野菜が届けられる。
 店舗などで小売りはしない。直接取引のようなもの。
 ビジネス的には小売りをする方が良いが、顧客との「信頼」を優先している。

●土地の荒廃や乱開発を避けるため、土地の使用権を持つRound Trustがある。


よく聞く「持続可能な....」というのは、農業に当てはめると分かり易いなと感じる。
ほどほどの収穫でもボチボチ食べてゆけたら...が理想?

続く。。。。