2012年2月2日木曜日


北海道や日本海側では記録的な大雪で、除雪が追いつかないなどと報道されている。
新年以降、岩手には雪が殆ど降らず、
早朝の除雪車の独特な運転音もここ暫くご無沙汰だった。
雪が降らない日でも、連日の「真冬日」は結構きついよね、と皆が言う。
空気も乾燥しきって、まるで雪砂漠のような状態だ。
冬のウランバートルは、こういう天候なのだろうか....。





.......などと考えていた数日前が嘘のような、雪・雪・雪!!で2月は幕開けとなった。
最低気温-12℃。最高気温-7℃。
気温はともかく、積雪が50㎝を超えたのも久しぶりだ。
普段は10分とかからない所まで行くのに30分はかかっただろうか。
フロントガラスのワイパーにつく雪がすぐ氷結し、ガリガリ音を立てるのだ。
北極ゾーンをちょっと想像してしまう。映画の影響だろうか....。







一夜明けた今日はこの通り。
穏やかに晴れ、太陽の優しさが満面空に広がっていた。
昨日は怒り狂い、今日は菩薩となった天候。あるがまま、なるがままだ。


「冬季うつ症候群」というのを聞いた事がある。
アクティブに動けない長い冬が与える影響、
心理的にも+になりにくいというのはあるだろう。
子どもの頃は、降ってくる雪に対し歓喜の声を出し喜んでいたのに、
多くの大人は、ガマンの冬だと下を向く。現実に暮らすことを経験しているからだ。

北欧にもそれはある。
夏は白夜で「夜にならない」が、逆に冬は極夜で「朝にならない」。
一日に太陽が顔を出すのはほんの3時間程度だと。
そんな条件下だと、うつの状態になるというのも納得できるが、
長い冬の過ごし方、人々はいろいろ考えつき合っている。

以前訪れたフィンランド。
6月は夜の12時でも明るかった。
旅行者のワタシたちは時間を得した感じでいたが、
お国の人たちは2重のカーテンで日光を遮断していたのが印象的だった。
太陽の出ない冬はその逆だ。
暗い朝でも、快適な目覚めをするために調節できるルームライトがあるとか。


トルストイやドストエフスキーなど、文豪が多く輩出された国は寒いところが多いし、
トリプルサッシの住宅や、古くから地域による集中暖房がインフラ整備されている。
家の中には薪ストーブ、ゆっくり本を読んだり編み物をしたり、
時にはノルディックスキーで野山を駆け巡る.......。
豊かなひとときも、発想次第なのかもしれない。

冬ならではの「暮しの中の楽しみ」を見つけよう!