2010年12月30日木曜日




TVを見る機会がめっきり減り、ニュースを後で知るということが多くなった。
世界中至るところで大雪に見舞われたという事も遅れて知ったのだから。
滅多に雪など降らないイギリスのヒースローやドイツのフランクフルトの空港では足止めを食った人達が、
対策の遅さに抗議する一幕も報道されていた。


猛暑に大雪。
いくら科学が進歩したところで、予測はできてもどうにかなる訳ではない。
何となぁ~く、「そうかぁ、今年は大雪か」くらいの心構えしかできないのが普通じゃないのかなぁ。
大雪対策・・と言われても降ってから何とかするしかない。甘いだろーか。


雪と言えば、カマキリの「降雪予測」はすごいらしい。
木の枝に卵を産むカマキリは、雪が降っても卵が落ちない高さに産むという。
つまり、冬が来るずっと前にどこまで雪が積もるのか予測する能力があるというのだ。
あの小さい三角形の頭でそれが分かるなんて、おみそれしてしまう。
何故わかるのだろう? 
カマキリもすごいけれど、
古くから民間伝承されていたというから、人の観察力も相当だ。





ヴァリエーションンズ
「チェロとピアノによる デュオ・コンサート」

冬の景色をバックに、チェロとピアノのデュオを聴く。
時折パチパチはぜる煖炉の薪、日暮れと共に蒼く染まってゆく雪の色。
チェロの音色は床を這い、私たちの心にしみ込むように流れてくる。





フィンランド民謡の「家なきこじき」に「ミッキン・ペッコ」
間宮芳生(作曲家)が1975年にフィンランドを訪れて触れた
スオミやサーメ族の民謡に基づくチェロとピアノのための作品だそうだ。
さすが北欧 ムーミン発祥の地。トーベ・ヤンソンの世界が浮かんできた。
スナフキンが懐かしい・・・

アルヴォ・ペルトの「アリーナのために」
澄み切った湖面に時折水の音が跳ね返るような、
静かな冬の雪の道に、そりの鈴の音が鳴り響くような
そんな音の調べを感じる。

行ったことはまだないエストニア、いつか行ってみたい国の一つ。
抑制の聞いたピアノにちょっと「ぞくっ!」としてしまった。

寒い中、20人を超す人たちが来て下さった。
音を楽しみお茶を飲み、有意義なひとときを過ごして頂けたのなら嬉しい限り。